Last modified: Sun Mar 8 22:55:07 JST 2020

Wikipediaから撤退した理由

はじめに:Wikipediaの「ハイター」の記事を見ましたが非常に雑然としていて、どのハイターを選んでどうすれば新型コロナウイルス感染防止のための消毒ができるのかさっぱりわからず、現場レベルでは全く役に立たない雑学・トリビア的内容で埋め尽くされていたので改善を試みましたが、即座に「独自研究」とされ消されました。議論しても無駄と思った相手と果てしなく議論するほど暇を持て余してはいないので、あちらに書くのは諦めここに書くことにしました。

「この記事は全然ダメだな」と思ったのは、彼らが気に入っている版の、冒頭の方にある「ハイターの由来」からして間違っていたから。Wikipediaのに比べて、間違いが少ない「ハイターの由来」は以下になります。


ハイターの由来

ブリーチは普通名詞であるため他社から類似名の製品を出されてしまう問題があった。そこで差別化のため1966年にドイツ語で「澄み渡る」を意味する「ハイター」に改名した。(花王・キッチンハイター 「澄み渡る」に改名、差別化参照)

ハイターは登録番号 第4340803号として商標登録されています。直リンクは張れないようになっていますが、特許情報プラットフォームにて確認可能です。

花王はハイターを「衛生的なくらしを応援するブランド」であると説明しています。(花王株式会社 ハイター参照)

独自研究だとされていますが

花王が50倍に希釈すれば0.1%だとしているなら、掛け算すれば希釈前は5%な事ぐらいは自明かと思いましたが、Wikipediaの「ハイター」の記事の支配者みたいな人から、デタラメ書くなとばかりに激しい怒りを買ってしまったようです。

6%とされているハイターで、消毒用の希釈液を作る場合は、6%ではなく5%で計算して希釈しなければいけないというのは、実際に消毒をしなければいけない介護現場では重要なことなんですが(この辺の理由がわからないと、自分は希釈する計算方法を正しく理解できていないと思い込んで不安になり手を出せなくなる)これが切実どころか怒りの削除を招くのだから、どうみてもこの人は現場で消毒などする必要がない「お気楽」な立場なようです。

「0.1%にエビデンスはあるのか」の内容も、記事の支配者みたいな人には、

手などの皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています。
厚労省がQ&Aで言っているというのが理解できることの全てだと思われます。これ以上に難しいことを言ったりエビデンスを厳密に求めると、それが理解できずにデタラメ書いたと決めつけて消すようです。

2chなどでも「ソースどこよ?」という言われ方をするようですが、厚労省のQ&Aに「詳しくは国立感染症研究所のHP(中略)ご参照ください。」とあって、それではと感染研のHP見てもソースが無ければ「怪しいな」と思いませんか。だから「情報は見当たらない。」等を書いたら、独自研究だそうです。これだけで、記事の支配者みたいな人は

厚労省も、新型コロナウイルスに対しても他のコロナウイルス同様に効くと憶測しているだけなら、正直にそう書くべきなんだけど。

そこで、仕方なく WHO の主張を書いて、エビデンスの追求はこの位にしておくか。データが無いのでエビデンスじゃないのだけれど、消毒しなきゃいけないんだから仕方ない。と区切りをつけたんですが。

2020年3月2日 NHK総合の「あさイチ」の新型コロナウイルス いま知りたいことを見たら、番組内でアルコールでウイルスの感染力を無くせるとフリップを用いて説明していましたが(「界面活性剤でも同じ効果」が出るよりも前)そのフリップの下に「※新型コロナウイルスでは まだ実験で確認されていません。」と書かれています。当然、厚労省のQ&Aの「物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています」の方も、実際には新型コロナウイルスではまだ実験で確認されていない、としか解釈のしようがないです。

この「記事の支配者」な人、何とエビデンスに対する甘さ&浅さなんだろう。私はヘルパーなので医療の知識があるとはもちろん主張しませんが、その私からみてもいかがなものかと思います。

他にも沢山ありますが、Wikipediaは、いったん議論になると、この百倍以上書いても相手が納得しなければどうにもならない難しい場所のようです。それで、ハイターの由来からして不正確、他の記述も出典皆無なのは放置しておきながら、簡単な掛け算もできない人が「Wikipediaの新型コロナ関係の記事は全て自分が支配する、この記事も自分の意に沿わない記述は絶対に認めない!」のごとく頑張って、出典をたくさん示して書いた内容の議論無き削除に励んでいるようなので、もはやキュレーションサイト以下の正確性になっている、あそこで議論する事も書くことも時間の浪費と判断しました。